2018年水準並に回復、パシャ41mm パシャ ドゥ WSPA0009

2005年に登場したパシャ41mmは、パシャ38mmの後継モデルとして、パシャシリーズのフラッグシップモデルという存在を担ってしました。

パシャ38mmは、3針がジラールペルゴ、クロノグラフはフレデリックピゲというムーブメントだったわけですが、これはオーバーシーズの第1世代と全く同じ構成でした。

それに対して、パシャ41mmは3針のジラールペルゴがジャガールクルトに変化。高級機種らしさは変わらないのですが、ジャガールクルトベースというのは、雲上ブランドでの採用事例が多いため、なんだかとてもグッと来る組み合わせだといえます。

さて、カルティエといえば、2021年を境目に中古相場が上昇したという経緯があります。

そういった相場変化が起きていたモデルは、主に2000年前後に現行だった世代でありますが、このパシャ41mmについては、それよりも1つ新しい世代であります。

では、このパシャ41mmがどういった状態なのかというと、こちらも現在上昇傾向といったところ。

とはいえ、実はパシャ41mmの値動きは、他の値上がりしているカルティエと、異なる要素があるといえます。

2023年 カルティコピーエ新作 パシャ ドゥ WSPA0009

Ref:WSPA0009
ケース径:41.00mm
ケース厚:9.55mm
ケース素材:スティール
ストラップ:クイックスイッチ インターチェンジャブル、グレー アリゲーターレザーストラップ及びスティール製ブレスレット、スマートリンクサイズ調整システム
ムーブメント:自動巻き、Cal.1847 MC(マニュファクチュール)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、23石
仕様:時・分・秒表示、リューズにブルーシンセティック スピネルカボション
新生「パシャ ドゥ カルティエ」の豊富なバリエーションの核が、この「パシャ ドゥ カルティエ(PASHA DE カルティエ)」41mm。小さなチェーンで繋がれたリューズ・カバーで防水性を強化するなどオリジナルのデザインを継承しつつ、ケース径が38.3mmから41.0mmに拡大され、存在感とスポーティさが倍加。さらにクイックスイッチ システムによってワンタッチで交換可能なブレスレット/ストラップ、進化した「自動巻きメカニカルムーブメント マニュファクチュール Cal.1847 MC」の搭載、強化された耐磁性、チェーンの下に秘めたエングレービングのためのスペースなど、随所に格段の進化を確認できる。

ですから現在水準は、実は目立った上昇というよりは、2018年水準並に回復といったほうが正しいといえます。

なお、このパシャ41mmと同じ世代のサントスガルベのXLモデルも、いっとき下落していました。

ただ、サントスガルベXLは回復後に「目立った上昇」となり、現在では下落時に対して「プラス30万円程度」といった相場にまで上昇しています。

そういった意味では、このパシャ41mmも今後サントスガルベと同じような状況になるのか、興味深いところだといえます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です